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怪盗もののオチにどうオリジナリティを出すか

サイトに寄せられた物語づくりについての質問と、回答です。
怪盗もののオチをどうしたらよいのかというテーマです。怪盗ものに限らず、バトルでもスポーツでも勝つか負けるかがゴールになる物語は、結果よりも過程をどう味付けするかが重要になってきますね。 

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【質問】

ミクロメーター
(金曜日, 29 7月 2016 21:10)
怪盗モノの話を作っているのですが、どうにもオチが思いつきません。捕まるといっても怪盗が主人公なのでどうかなと思ったり、捕まらないと思っても面白くないかなと思っています。
よければアドバイスお願いします。

 

 

【回答】

(土曜日, 27 8月 2016 11:07)
ミクロメーターさん

こんにちわ。
怪盗ものということですね。
怪盗ものの場合、構造上、捕まるか、捕まらないか(あるいは死ぬ、行方不明になるはあるかもしれません。)しかありませんが、バトルものだって倒すか倒されるかしかありませんし、スポーツでも勝つか負けるかしかありません。その中でいかに考えるかが重要になってきますね。

捕まる、捕まらないだけとはいえ、その中には無限の方法があります。

例えば、

捕まったと思ったら捕まえたのは別人で、捕まっていなかった。
捕まったと思ったら、脱走した。
捕まらなかったけど、怪盗が~を盗んだおかげで世界が救われた。
捕まったけど、怪盗が~を盗んでヒロインが救われたので、ヒロインが抗議し、釈放された。
捕まらなかったけど、怪盗がお姫様の心は盗んだけど、事件を解決したので、刑事もなんとなく許す気になった。

(ちなみに最後のはルパン3世カリオストロの城です。)
このように、色々なパターンがあり、かつ、盗んだもの、救った人、倒した敵などを絡めることで、いかようにも話を作ることができます。盗む内容ばかりを考えがちですが、心の変化から考えてみるのもよいと思います。

がんばってください。

 

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