「ダークな話は売れるか」物語作りについて寄せられた質問と回答
サイトに寄せられた物語づくりについての質問と、回答です。
ダークな話は売れるかがテーマです。自分の作品について「売れるか売れないか」で考えると悩んでしまいますね。昔はその辺の話は出版社などの「販売する側」が考えればよかったのですが、今は環境が変わり、競争相手も多いし、自分で販売までする人もいますので、自分で考えなければいけない場面も多くなってきています。
気になる回答は・・・?
読後感がダークになる作品や、誰も救われない作品は売れませんか?
商業誌に投稿、持ち込みをするため、通っていた専門学校の先生に添削して頂いたら
「つまらない世の中を一蹴するような作品の方がいい」と言われました。僕にとっては
ダークな物こそ世の中をぶっ飛ばしているのですが、それだけ上記の作品は今の読者の心はつかめないのでしょうか?浅野いにお先生や、NHKにようこそ! 地獄少女などを読んでる限りは気のせいだと思います。いかがでしょうか?
【回答】
塩分控えめさん
書き込みありがとうございいます。
ダークな作品はうれるかとのことですね。
売れる作品を作りたいのなら、狭いターゲットに徹底的に受けるものを作るか、広いターゲットに浅くても受けるものを作ることです。
ダークな作品は娯楽作品よりも好む人が少ないと思われますね。
少ないとはいえ、他の例にもあるように充分に人口はいると思われますから、その層に受けるものを作るのは間違っていません。
もちろん、好みの層を絞っている(こだわりの人が多い)ので、クオリティが求められるでしょうね。
また、狭い層でちょっとだけ売れるのと、広い層でちょっとだけ売れるでは、全然違いますから、狭い層には絶対に受けないといけませんね。
(売れる売れないの話は漫画というよりマーケティングの話ですね。)
根本的に話をすると、作者が面白いと思わないものは面白くありませんから、好きなものを極めることです。
ということで、結論はダークな作品も極めれば売れるということです。
ちなみに先生が言っているのは間違ってはいませんがダーク云々と関係ない、一般論ですね。
がんばってください。
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物が売れるか売れないか、というのは商売の話ですので、マーケティングの範囲になってきますね。
単に面白いものという話なら、マーケティングは関係ありませんが、「売れる」なら話は別です。
今の時代、創作するにもマーケティングの知識が必要になっているのかもしれません。
マーケティングについてはまた今度詳しく書きたいなと思っております。
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